或いはヨメさんとの不毛な戦いの記録
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オレの名を言ってみろっ!
そんなワケで本日は、米DCコレクティブル社、バットマン アーカム・オリジンズ アクション・フィギュア 3パックから、エレクトロキューショナーをご紹介。
度々紹介してきたのでもうご存知のとおり、「アーカム・オリジンズ」とはマルチプラットフォームのビデオ・ゲーム「バットマン アーカム・アサイラム」シリーズの第三弾で、日本では「アーカム・ビギンズ」の名称でリリースされている。
エレクトロキューショナー(電気処刑人)はバットマンに登場するヴィランのひとりで、中の人の名は、レスター・ブチンスキー(Lester Buchinsky)。
原作コミックでは、1981年のバットマン#331号に初登場。
コアなファンしか知らないようなマイナー・ヴィランが数多く登場するアーカム・オリジンズの中でも、そのマイナーぶりは群を抜いており、あの、当ブログの常連コメンターにして、シルバーウィークに段ボ(中略)のけいたさんでさえ「誰それ?」というレベル。
5000万ドルという巨額の報酬に釣られてバットマンを始末するためにブラックマスクに雇われた8人の暗殺者のひとり。職業は、“自称”ヒットマン(笑)。
身長6フィート4インチ(約193センチ)、体重225ポンド(約102キロ)。
目と髪の色は茶色。
ストリートで名を馳せたタフガイで、最初こそ正義のために傭兵をしていたが、次第に過剰なほど武器に依存するようになり、ついには資金集めのために強盗を働くようになるまで落ちぶれた、まさに“手段”と“目的”が入れ替わった悪い見本のような男。
レスターの武器は強力な放電能力を持つカスタムメイドのグローブで、片手だけでも相手を気絶させ、両手ならばその命を奪うことさえも可能。
自称“電気工学の天才”ということになってるが、もしかしたら誰か別の人間に作らせたパーツの、そのまた組み立て部分だけを手伝った、という可能性も否定できないらしい。(ソースはゲームの公式サイトのキャラクター紹介)
どちらかというと知恵よりも筋力に頼る大ボラ吹きのエゴイスト。自信過剰なところが最大の弱点である。
さて、フィギュアに関しては、比較的よくできた部類。
プロポーション及び造型はまずまず。
同じくバットマンに登場するヴィラン、トゥーフェイスよろしく顔の左半分が焼け爛れたようなケロイド状になっているのだが、原作コミックにはない設定で、プロフィールでも特に触れられておらず原因は不明。もしかしてただ単にキャラを立たせるためのゲームのオリジナルの設定か。
しかし、映画やアニメの設定が原作コミックに反映する例は枚挙に暇がないので侮れない。
マッシヴな大型キャラが好きな管理人としては、パッケ画像を一目見て気に入ったため購入に踏み切ったのだが、実物は思ったほどに大きくない。
よくよく考えたらセットに含まれる他の2体が女性キャラのため、相対的に大きく見えていただけらしい。
カラーリング及びペイントは良好。
7インチともなれば細かな部分も再現度が高く、情報量も多い。体中に張り巡らされた電気コードも丁寧に塗り分けられている。
可動部に関しては標準的なDCコレクティブルズ・クオリティ。
やばりプロポーション重視のため、マーベル・レジェンド等に比べると物足りない感じは否めない。
首(ボール・ジョイント)両肩(ボール・ジョイント)、両肘関節、両前腕、胴、両股関節、両膝(ダブル・ジョイント)、両脛部。
せめて股関節くらいはヒンジにして欲しかった。
アクセサリーとして手を開いた状態のグローブ(左・右)が付属。
前腕のコードはグローブの穴に差し込んであるだけで固定されていない。
ゲームでは登場シーンこそ派手だったが扱いは完全な噛ませ犬。
逆に今後はお笑いキャラとしての地位を確立し人気が出るかもしれない。
ちなみにトレードマークである電気グローブはゲーム攻略に必要なキー・アイテムとなっている。
冒頭の画像で使用した電気のエフェクトはSWBFから流用したもの。
身体に張り巡らされているのは、電気コードであって、決して触手ではないので、
触手大戦勃発!とか言い出さないように。
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本日は予告通り、久々の米ハズブロ社、SWBF ブラックシリーズから、スノー・トルーパー・コマンダーをご紹介。
単なるスター・ウォーズ関連フィギュアなら、先日も■メディコム・トイのキューブリック版プローブ・ドロイドを紹介したばかりだが、ここのところ新作公開で盛り上がってることもあり、当ブログも当然の如く便乗することにした。
そうは言っても、実は正直なところ新作にはあまり興味がない。
できればこの機会に、旧3部作を中心としたフィギュアもリリースしてくれないものかと、期待しているところである。
スター・ウォーズもディズニーに身売りしてからは3.75インチ版はあまりパッとせず、主力製品も6インチに移行してしまったようで、以前のようにコンスタントに新作が発表されなくなってしまった。
これはアメトイに限ったことではないのだが、コレクターは“集める”のが楽しみであり、趣味であることから、あまり長く間が空いてしまうと次第に熱が冷めてしまうものなのである。
SWBFはケナー社時代から綿々と続くロングセラーシリーズであり、しかも安価でかつスペースもとらないという、せっかくの魅力的な人気コンテンツなのだから、これからも継続して欲しいものである。
さて、前置きが長くなってしまったが、フィギュアは映画スター・ウォーズ エピソード45「帝国の逆襲」で、序盤の舞台となった氷の惑星ホスに登場する帝国軍のスノー・トルーパー指揮官。
正直言ってどこが指揮官なのかよくわからない。
ヒラの兵士と並べても、まるで間違い探しである。
プロポーション及び造型は良好。
以前のフィギュアと比較してシルエットがスマートになっている。
カラーリング及びペイントも問題なし。
そもそもほとんど白一色だが、細部もキレイに塗られている。
可動に関しては同社のマーベル・ユニバースにやや劣るが、SWBFとしては標準。
ただし、スカートの部分が布ではなく軟素材になってるため、脚部の可動範囲は狭い。
アクセサリーとしてE-11 ブラスターとDL-44 ピストルが付属。
ピストルはスカートの右側にあるホルスターに収納可能。
E-11 ブラスターは、以前、サンド・トルーパーにも付属していたストックを伸ばすことが可能なタイプ。
スカートが邪魔でアクションはさせ辛いものがあるが、以前のフィギュアが股関節の幅が広く、素立ちには不向きだったのでこれはこれで嬉しい。
後は経年劣化で黄ばまないことを願うばかりである。
本日は前回に引き続き、米ハズブロ社、マーベル・レジェンド イニフィニット・シリーズ、エイジ・オブ・ウルトロンからナターシャ・ロマノフことブラック・ウィドゥを紹介。
演じるは、スカーレット・ヨハンソン。
MCU初出は「アイアンマン2」。
ニック・フューリーによってトニー・スタークのアベンジャーズ適性を調査するためにスターク工業に送り込まれたS.H.I.E.L.D.のスパイとして登場。
ヨハンソンは、ナターシャ役を得るために、映画のオーデションに自らの髪を役に合わせた赤毛に染めて臨んだ、とか。(一説によると一度目のオーディションの参加者は全員赤毛に染める必要があったが、2度目のスタッフの打ち合わせの際にも敢えて赤毛に染めて出席した、とも。)
以前、3.75インチ版を紹介したところ、その後ホンモノのブラック・ウィドー、つまりコードネームの由来となった猛毒を持つセアカゴケグモが都内で発見されたというニュースが流れたので、すわスカジョブームの到来か、とわくわくしたものである。
さて、早速フィギュアのレビュー。
素体は以前「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」公開時にリリースされた、マンドロイド版と同じ。但し、ところどころリペになっている。
プロポーション及び造型は良好。
ピチピチのレザースーツを着用したボン・キュッ・ボンな体型。
カラーリング及びペイントもまずまずといったところ。
前述のように、映画ではスーツのところどころがネオンのように青く輝いていたため、フィギュアもそのようになっている。スパイにしては目立ち過ぎだと思うのだが。
可動に関しては細身のせいかやや物足りない感じ。
手首は一時軸のみ。股関節もガンベルトが固定されているせいで可動域が制限されている。
また、プロポーションを重視して足が小さいせいか、自立時の安定感も悪い。
アクセサリーも、スタン・バトン(勝手に命名)だけで、銃はホルスターと一体成型となっている。
そこで、
いや、違うんだ、待ってくれ。
確かに、パッケ画は巨乳、半ケツ、ロリ顔とそっち系だが、これはれっきとした、1/12の拳銃のモデルキットなのである。
さすがに店頭では買う勇気がないので、通販で取り寄せた。
有限会社プラッツで販売している、リトル・アーモリー、リアリスティック・ウェポンシリーズの「1/12 リアリスティックハンドガン」。
6種類の拳銃が各2丁ずつ入っている。
「アベンジャーズ」でナターシャが使用していたのは、グロッグ26という小型自動拳銃で、オーストリアの銃器メーカー、グロッグ社のグロック 17の切り詰め型モデル。
グロッグ26がなかったので、代わりに同じ9mmのUSPを使用して撮影。
もちろん2丁拳銃も可能。
残念ながら手にフィットしておらず、撮影中もポロポロと落ちてイライラさせられた。
まぁそれらしく見えればいいかと。
銃器には詳しくないため、あんまり詳しく書くとボロが出そうなので止めておく。
最後にホークアイとツーショットで。
数回にわたり紹介してきたエイジ・オブ・ウルトロン4パックも今回で終了。
映画版のファルコンやヴィジョンなど、まだまだフィギュア化されていない登場人物も多いので、11月のトイフェアでのアナウンスに期待したい。